データベース:キー
■ キー
キーとは
- 関係データベースにおいて、特別な意味を持つ属性または属性の組を、キーという。
キーに関する概念を以下に示す。
スーパーキー
- タプル(行)を一意に識別できる属性の集合を、スーパーキーという。
特徴 |
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1つの表に1つ以上存在する。 |
行を一意に識別するために必要のない余分な属性を含んでも良い。 |
NULL値であっても良い。 |
候補キー
- タプル(行)を一意に識別できる必要最小限の属性の集合を、候補キーという。
特徴 |
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1つの表に1つ以上存在する。 |
行を一意に識別するために必要最小限の属性のみで構成。 |
NULL値であっても良い。 |
主キー
- 候補キーの中から、タプル(行)を特定する属性として選択したキーを、主キーという。
特徴 |
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1つの表に1つだけ存在する。 |
行を一意に識別するために必要最小限の属性のみで構成。 |
必ず値を設定する必要がある。 |
外部キー
- 2つの表に共通属性があり、一方の属性が他方の属性を参照する場合、参照する側の属性を、外部キーという。
非キー属性
- 候補キーの一部または候補キーでない属性を、非キー属性という。
【試験対策】
- 各キーの特徴を理解する。